サバイバルする上で備える基本

サバイバルをする上で備えるべき物資を考える上で、3つの3というものがあります。これを軸としていろいろなものを備えていくとよいかと思います。

実のところ3つの3として語られるところというのはさまざまなバリエーションがあります。救助に関するものや短期的な生存に関することなど細かくいうと3がたくさんという事態になりますが、ここでは水害や火災や瓦礫の落下などの生命の危機からは遠ざかり、傷病等のない状態において、屋外に放り出された場合を考えます。というのも、外的要因により生命の危機にある場合はそれから逃げることが最優先であり、また傷病については重篤な場合は専門家等の周囲の助けを得る以外の行動が取りづらいからです(持病の薬の備蓄等を除く)。この二つについては積極的に解決することは難しく相当な知識と技術が必要とされます。

ともかく、短期的な生命の危機から逃れられた場合に必要とされる物資を備える必要があるわけですが、そのとき考えるのが3つの3であり、備えるべきものがシェルター・水・食料です。

3つの3とはすなわち、3時間・3日・3週間です。寒い場所や日照りの場所などに3時間いれば体調に異常を生じ、水分を3日取れなければ危機的状況となり、3週間食料を取れなければ動くことがままならなくなるということです。これに対処するために備えるものが水と食料とシェルターです。

明日から順に解説していきます。