シェルターは風雨や日差しから身を守り、保温をし、身体を防護するために大変重要です。体温を維持するために肉体を酷使するとあっという間に体力を消耗してしまいます。そのため外部的なもので身体を保護する必要があるのです。その点で体温の保持・身体の保護という意味においてシェルターの最小のものは衣服と考えてもよいだろう。
冬場においてはダウンジャケットや厚手のパンツ(ズボン)などがあれば、ある程度寒くても活動できます。しかしながらこういった普通 の冬物衣類では雨などの天候には対応できません。防水の効いているウインドブレーカーやレインコートがあれば、一枚衣類の層が増え保温に有利であると同時に、激しい天候にもよりよく対応できるようになるのである。
また、日差しが強い時期において、長袖のシャツや長ズボンや帽子が日焼けを防止し体力の消耗を抑えるのに一役かうでしょう。日光を浴びるのは思ったよりも体力を消耗するものである。
どんな時期においても衣類による防護は基本となり、重要なものです。夜に寝巻きで外に放り出されてこれからサバイバル、となればどうなってしまうでしょうか。最低限は野外活動に使える衣服をいつでも使えるように用意しておきたいところだ。