松葉茶をつくる

野生にある植物で、見分けやすい食用にできる植物として松を以前に挙げたが、その利用法の1つが茶にすることである。松葉の茶は市販されるようなこともあるいわゆるハーブティーの1つで、健康茶とされているが、ビタミンCなどが豊富で健康の維持に一役買うだろう。

松葉茶は作り方は簡単で、松の葉を沸かした湯の中にいれて少しばかりゆがくようにするだけである。松葉はそのついている枝から注意深くはずし葉だけにするのが良いようである。茶色い軸が葉と一緒に茶に入ると松脂の味が強くして、だいぶ癖の強い茶になるからである。(ただ、松脂はチューインガム代わりに噛む人もいるようなので好みによっては入れてもいいかも)

野外生活において、加熱すると破壊されるビタミンCは不足しがちだが、こういった茶を採ると(多少熱で減少してしまうものの)ビタミンCを補給することができる。免疫の維持にも必要な栄養であるから可能であれば積極的に取りたいところである。