サバイバルはどんなときに、どんな場所ですることになるかは分からない。灼熱の砂漠、凍える凍土、絶海の孤島・・・
そんな極端な危地に遭遇することは稀でも、目のくらむような暑さや凍えるような寒さは日本にいるならば経験されることもあると思う。しかしながら日常生活では逃げ込める家屋があり、空調があり、水道があり、その他文明的な生活に必要なサポートが様々ある。
そういったものがないときに、どのように活動するかは問題だ。そういうときに日陰を作るためにシェルターを作ったり、焚き火で温まったりするのがサバイバルの技術である。
今回紹介するのは、雪の中のキャンプである。寒さの中、火を焚き、水を汲み、野営をしている。装備的に少しばかり恵まれた状態で活動しているから、野外活動において装備がいかに作業の時間を短縮し、重要であるかがわかる。
2名でのキャンプだが、1名はテントで一夜を明かしたが、もう1名はタープと寝袋だけである。四方に壁はない。焚き火があればこのような状況でも睡眠が取れるということで、焚き火の威力も思い知らせてくれる。