前回はバッグの本体に入っている物をざっと見てみました。今回からはその詳細についてみていきましょう。
まずは筆記具である。メモ用紙とネームペンを用意している。油性のネームペンは紙だけでなく、布や木、ガラスにまで書くことができる優れもので、災害時などの書置きなどには適しているといえるだろう。カラーの油性ペンも目立ちやすくてよいかもしれない。
またメモ用紙はいろいろなものを記録するのに便利が良いです。どの方角にどれだけ歩いたかを記録すれば現在位置を見失うことを防ぐことができるし、利用できそうなものがある場所をメモしておけば後で効率的に回収できるかもしれない。
筆記用具はサバイバルでない、日常でも重宝するものの一つでもある。
アルミブランケットは日常使うことは無いが、サバイバルに重要なので小規模のパックでもできるだけ入れるようにしている。シートの使い方はいくらか紹介してきたが防水シートであるから雨露をしのぐのに使用でき、大変重要な装備の1つである。一枚だけであればさほどかさばることなく(上のメモ帳と同程度である)手軽に入れやすいところも良い点である。
サバイバルの基本用品として着火装置があるが、着火用具としてファイヤースチールをいれている。ベアグリルスタイプであるが、外装の分だけ大きくなっている。しかし鞄に押し込めたときに変な方向から圧力がかかって折れてしまう心配がないので、以外にもこのタイプの方が都合が良い。ホイッスルも付属しており、すぐに吹けるようにホイッスルの付いた紐をバッグの外に出している。
携帯電話の補助バッテリーも入っている。これは契約の関係でおまけでもらえるバッテリーを入れているのであるが、汎用性を考えると乾電池と組み合わせるタイプの方がいいのかもしれない。もしくは太陽光で充電できるタイプが継続性では勝るだろう。ただし、常に持ち歩く装備であるから、日常での使いやすさも勘案して、充電速度とコストに優れる現状のものをしばらく使うことになるだろう。
もちろん補助バッテリーはサバイバルと日常の両方で活躍する。非常時には(また日常でも)携帯電話をライト代わりに使うようなことはあるし、また通信ができることは非常に重要である。
他にもまだまだあるが数が多いので今日のところはこのあたりとして、また次回で語ることとしよう。